2010年3月10日
蔵王熊野岳スキー・スノーシュー登山報告書
日程:2010年2月27日(土)〜2月28日(日)
山域/山名:蔵王熊野岳
参加者: 別紙参照(15名)
コースタイム:
2月27日 文化センター出発6:10⇒
白河IC6:20⇒ 鏡石PA6:40〜6:55⇒ 国見SA(朝食)7:40〜8:00⇒ 蔵王IC9:00〜9:10⇒
みはらしの宿故郷(部屋へ荷物運び・着替え・準備)9:40〜10:30⇒ 蔵王山麓駅10:40〜11:00⇒ 地蔵山頂駅⇒11:20〜11:30
地蔵山11:50〜12:00⇒ 地蔵山東側12:10〜12:35⇒ 地蔵岳山頂13:20〜13:40⇒ お釜13:55〜14:05⇒ 地蔵山頂駅15:30⇒
蔵王山麓駅16:40⇒
みはらしの宿故郷(宿泊)17:00〜
2月28日 宿出発9:00⇒
スキー・スノーシュー(各々行動)9:10〜14:00 ⇒ みはらしの宿故郷(お風呂)〜15:00⇒ 蔵王IC15:30⇒
国見SA16:30〜16:55⇒ 白河IC18:00⇒
文化センター18:10
活動内容:2月27日、文化センターに6時集合。荷物を積み6時10分に車4台で出発。辺りは雨模様。天気予報では2日間ともあまり期待出来そうにない。今回はどちらか天気の安定している日に熊野岳へと登り、残り1日は自由行動である。途中、鏡石PAで行動食をそれぞれに購入し、国見SAで朝食をとる。相変わらず、雨は降り続いている。村田JCTから山形自動車道に入りトンネルを何度か抜ける。ガスも発生していて視界が悪い。最後に蔵王PAでトイレ休憩をとり、そのままICを降り、30分程で宿に到着。
宿の方に部屋を案内してもらい荷物を入れる。準備をしている間に遠くに青空が見え出した。あれっ、もしかして天気が回復して来ているのか。皆でロビーに集まり、じゃ〜今日熊野岳に登ろうと話がまとまる。スキー隊は宿の車で2回に分れ、ロープウェイ山麓駅まで向かう。スノーシュー隊は歩いて向かう。山麓駅でまた難問。団体客で混んでいる為、乗れるまでに相当時間がかかるらしい。どうしようかという事になったがやっぱり登ろうという事で話がまとまる。切符を買い並んだら、思った程の待ち時間もなくスムーズに乗る事が出来た。ロープウェイで進むとまたガスがかかり始めた。やっぱり今日は駄目か。樹氷高原駅で再びロープウェイに乗り換え進むと再び青空が見え出し、視界も広がった。しかし、期待していた樹氷はまったく残っていなかった。青空に会えただけでも良いとするか。
地蔵山頂駅に到着し、登山計画書を提出し、雪に埋もれたお地蔵さん前で全員の記念撮影を行い、11時20分出発。気温が高く雪崩れ注意の看板があった。30分程で地蔵山に到着。いい汗をかいた。青空の範囲はますます広がり、遠く月山、朝日岳などが真っ白な雪に覆われた姿を現した。皆、写真撮影を行いながら、嬉しさと感動で胸が高鳴っている様子だ。地蔵山を少し下った所で昼食にする。この時期に穏やかな昼食が取れるとは本当にありがたい。そうは言っても、長いをすると体が冷えてしまうので30分で撤収。一旦下って、熊野岳目指して登る。最後の登りはやっぱりきつい。
13時20分、全員山頂へ到着。ビールで乾杯し、記念撮影を行う。頂上からの冬山の景色を堪能した。天気がいいし、せっかく来たのだからお釜の見える所まで行こうという事になり向かった。15分程で到着した。周りはやはり雪が少ない。スキー隊とスノーシュー隊に分れ下山開始。スノーシュー隊は順調に先へ進んで行く中、スキーの初心者組はもなか雪に悪戦苦闘。板が雪に刺さったり、バランスを崩したり何度も転びながら、やっとお地蔵さんの所に15時30分合流。そこから、またスキー隊、スノーシュー隊で分れ山麓駅を目指した。ざんげ坂の人の多さとでこぼこ雪にゲレンデでもまた悪戦苦闘。安全第一で要所、要所でメンバー全員を確認しながら山麓駅まで滑った。もう体は登りよりも、下りでへとへとになってしまった。
17時に宿に到着。お風呂に入り、体の疲れを癒した。18時宴会開始。長三郎さんにあいさつと乾杯をしていただき、無事登る事の出来た熊野岳の話で盛り上がった。薄葉さんがこの3月に定年を迎えるとの事で還暦のお祝いもあり更に場は盛り上がり皆で記念撮影をした。宿からもお祝いにとお酒を一升いただいた。その後、二次会を大部屋で行い、いい気分になった所で今日の疲れもあり早めに皆、眠りについたようである。
2日目はスキー隊はリフト券を購入し、蔵王の広いゲレンデを思い切り滑り、スノーシュー隊はドッコ沼周辺散策を案内してもらい歩いてきた。それぞれに充実する事が出来た。
全体感想 今回の目標@スキーとスノーシューで熊野岳を登るA樹氷を見るB温泉に入るの3つがあったが前日の雨で樹氷は無くなってしまったが、天気に恵まれた中、」熊野岳に全員無事登る事が出来た。温泉にも入る事が出来、本当に良いツアーとなった。しかし、冬山はこんなに恵まれた時ばかりではないと思うので、これからも安全に心がけ、山行を行いたいと思う。
記:菊地正良・美智子
ロープウエイ山頂駅前。いっぱいの観光客
ロープウエイ終点から地蔵岳
地蔵岳山頂
天気よかった。熊野岳へ向かう途中
熊の岳山頂