自閉症親の会 安達太良山登山    2008年8月2,3日

すでに16年を迎えた自閉症親の会との登山イベント。今年もやりました。赤十字   会(若い女性が参加してくれる。自分が若い時こんなことしてなかったよな。いまどきの若者は素晴らしい!!)も例年通り参加してくれた。
2日 
3時集合ののち子供たちは動物園に繰り出した。その間にわれわれは、夜の花火用に小道具を作る。
子供あたちは帰着後、少し遊んだあと、食事、キャンプ、風呂を済ませて就寝。大人はそのあと若干?のアルコールをたしなみながら、一年ぶりの再会を懐かしむ。
明日は福島市で35度の予報。暑そうーーー。とにかくたくさんの水をもつことを約束し、就寝。

3日
予報通りの暑い日。斑単位の行動とし、少人数の単位で動くことにする。(自閉症の子は他の子を待てないんです)。
一応、みんなにもたっぷり水を持ってもらったが、言った手前、自分も7Lほどもって出発。
ゴンドラから降りるときれいな青空と頂上が見える。みんなはあのゴールが遠くに見えているのだろうか、近くに見えているのだろうか?
私の班は最後尾出発。人気の山なだけに、整備は行き届いているが人が多いのには閉口。(まあ、自分だって来てるんだけど)
他の班では泣いてる子もいたが、私のところは問題なく、途中休みを入れながら、無事山頂の広場に到着。大きな子は汗だく。
お弁当を食べ(焼肉も用意しました)、あまりに眺めがいいので、山頂の岩に登る。お母さんに”おーい”と言ったらそのタイミングで振り返り手を振ってくれた。”聞こえたの?”後で聞くと聞こえていなかったそうで、偶然にしては出来すぎ。
雲行きが怪しくなってきたので、少し早めに時間を切り上げて記念撮影ののち、下山開始。
下山はいつもの調子で進んでいると、途中で”疲れた!”の声。少し早すぎたかな。ごめんなさい。
休憩を取る、水分補給ののち再出発。幸い雨に降られることなく、無事ゴンドラ駅に到着。去年はゴンドラに乗るのに30分以上かかったのだが、今年はすんなり乗れた。よかった。自閉症の子供は待つのが苦手なのである。
ゴンドラ麓駅で解散式を行い解散。露店に売ってたかき氷がうまかった。水は結局2Lほど余ったが、足りないよりは良いよね。
温泉に入り汗を流して帰路へ。車の温度計では気温はまだ33度を示していた。