2007512日 

西郷山岳会による袈裟丸山登山

 

西郷山岳会による月例登山もはや5回目、今月は群馬/栃木県境の袈裟丸山を目指す。参加は斉藤賢さん、薄葉さん、西坂さん、人見さん、菊地さん夫婦、薄井さん、斉藤久の8名。

 

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今回の行程

 

 

今回の山はいろんな花が咲くことで有名。先々週にはまだ花は開いていなかったがここ一週間は暖かい日が続き、いい感じかなと期待している。

6時に文化センタ-に集合。遅れなく出発。高速+宇都宮道路+一般道で袈裟丸山折場口登山道に815分到着。車はすでに大渋滞であった。バスも数台止まっており、大盛況。

830分準備運動を終え登山スタート。ちょうどバスの団体が出発した直後だったらしく登山道は大渋滞。赤やしおが咲いているが、足元にもたくさん花が落ちている。昨日の強風で飛ばされたらしい。ああ、もったいない。

しばらくして団体客を追い抜き笹原に到着。軽く写真休憩。一気に視界が開けきもちいい場所である。左側には小さな小川が流れ左は大きな谷という不思議な地形。帰りに小川で水を汲む。冷たくておいしい水だった。

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写真1枚目 笹原 すぐ右を小川が流れる不思議な地形

写真2枚目 赤やしお いっぱい咲いてました

写真3枚目 小丸手前の坂

写真4枚目 賽の河原(前の週の写真なので花なし)

 

 

この笹原をぬけ道から外れた大きな岩の上で小休憩。ここは前回の登山で見つけておいた場所である。前回は12時くらいだったので弁当の人が多く入れなかったが、今回はねらいどおり人がおらず(一人先客がいたが)大きな景色を堪能。この周辺にも、やしおが多く見られた。赤やしおは咲いているが白やしおはまだみたい。来週か再来週がみごろだろう。つぼみはいっぱいあったのでぜひ見に行きたいものである。

ここを越すと道は比較的平らになる。つつじ平、賽の河原をへて小丸山へ。登りと下りと平らが順番にきて、足への負担がきつい。

小丸山山頂に到着。ここからの展望は男体山、日光白根、皇海山などが見えるが、これから進む袈裟丸連邦が目の前の壁のようである。

そこから一気に下り、目指す前袈裟丸へ、途中の非難小屋で水場があるはずだったが、見当たらなかった。トイレはあるが、(しょうがないけど)きれいではなかった。

前袈裟を上り始めると結構な急坂である、ガレ場があるとのことだったが、林の中で通り抜けられた。やっと尾根に出て5分ほどで山頂。到着は12時。3時間半の行程であった。山頂からの展望は武尊や谷川近くの群馬新潟県境の山々が見られた。

頂上から一歩中袈裟方面に足をふみいれると旧に植生がかわり、しゃくなげの群生地となっていた。中袈裟方面から登る人がいたので聞くと境界尾根の登山口からきたらしい。

ゆっくり一時間以上の昼食をとり、1時に下山開始。のぼりがきつかった分下りもきつい。小丸山のピークを迂回し、休み休み下山する。

3時半下山 車はずいぶん減っていた。小丸帰りの人が多かったのだろうか

帰りに銀山平温泉かじか荘で温泉に入る。アルカリでぬるぬるしてあったまる温泉だった。その後高速で西郷へ、7時半解散となった。

天気もよく、景色も植生もめまぐるしく変わる人気の山を堪能できた一日であった。

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写真 頂上にて